2009 仕事納め

今年は非常にたく
さんの大きな壁にぶつかりながら、一つ一つの問題をクリアにして前に進んでいくような時間がたくさんあったと思います。デザインという仕事を通じて色々な
局面にぶつかりながら、もがいた一年を振り返ると、自分の行動や言葉が与える影響や責任の重さを痛感しました。

よく原点回帰といった言葉を年の瀬になると使っておりましたが、回帰ではなく原点を今一度考えて築いていく姿勢が改めて今は必要な時期だと感じています。

何気ない日常のライフスタイルの中にも改めて見直すととても魅力的な発見があることを感じるようになりました。形やテクニックというより、もっと身近なところで何気ない視点から生まれる発見を魅力的に感じれるようなデザインや空間を表現して行きたいと思っています。

今年一年たくさんの方々に支えて頂きありがとうございました。来年は良いお話をたくさん皆様に運べるように頑張っていきたいと思います。それでは、皆様良いお年を。また来年もどうぞ宜しくお願い致します。

真教寺門徒会館 完了検査

 2009年も残りあと4日となった本日、慌ただしく工事が進んでいた真教寺門徒会館の増築工事も完了検査まで辿り着きました。

是正事項もなく無事検査も終わったので、しばらく職人の方々と年度末の挨拶をしながら、照明の明るさの確認などを現場にしばらく残って行ってきました。

既存の建物と本堂(別棟)に囲まれるように建つ建物になるため自然光が満ちた空間ではありませんが、適度に東西に抜ける開口部や高窓からの自然光と、間接照明によってほとよく静けさを感じる穏やかな空間を実現できたと思います。年明けに外構植栽工事を行います。

先日の土間タタキの作業は私が現場を離れたあと乾燥状態をみながら夜中の3時ちかくまで作業をされていたとの事で、その仕上がりは納得の仕上がりです。ありがとうございました。

踏み餅

早いもので我が子も一歳になりました。先日19日に私の実家に集まり柊詩の一歳のお祝い

ということで一升餅を踏ませました。

一升のお餅を踏ませるという祝い方はどうやら西日本に多いようで関東などでは風呂敷に

包んだお餅を背負わせて歩かせたり、転ばせ餅といった方法もあるようで、地方や家庭に

よって様々ですが、我が子の一生を祈願する意味で一歳の誕生日に行うようです。

その後選びとり(お札/そろばん/筆/定木)をさせると柊詩は迷わずお札を。あまりの

速攻技に物言いがつき二度目はそろばんと筆。将来何になるのか楽しみです。

真教寺門徒会館 現場2

 本日は仕上工事も最終段階に入ってきた真教寺門徒会館の現場定例会議でした。本来であれば今日玄関待ち合いホールの土間に施工する珪藻タタキ仕上を行う工
程でしたが、この冷え込みの厳しいタイミングでの施工は好ましくないとのことで、週明けの少し寒波が和らいだ時に施工することになりました。

厳しい工程の中でも長い目で見た最善の判断ということでオーナーにも了解を頂きました。今日は私も叩きの作業に加わる気持ちだったのですが、予定が無くなったので残工事の整理や手直し事項のチェックを事前に行いました。

この土間に珪藻土によるタタキ仕上を行います。

杉の木格子による構えで構成しているファサード

増築棟の玄関を入ってすぐ横は既存棟の玄関につながります

真教寺門徒会館 現場1

真教寺門徒会館の工事もいよいよ
仕上工事が現場内の各所で進んでおります。本来であればもう少しゆっくりと工程を進めていくべきではありますが、年明けに大きな行事を予定しているためそ
の準備期間も考えてると年内に建築工事は終わらせる必要があり、休みなく現場は動いています。

本日はあいにくの雨模様ではありましたが、二階の窓から見える庫裡建物の屋根が雨に濡れている様に趣を感じました。


回の内装仕上は大半を左官(スサ入じゅらく)仕上としています。今日一日現場にいて左官職人の皆さんの腕の良さ、そして職人らしさをとても感じた時間でし
た。黙々と静かに、そしてとてもきれいなコテさばきに見とれながら、邪魔にならない程度に質問などを投げかけておりました。

まさにプロ。こんな方とはぜひまたお仕事をお願いしたいと思わせる後ろ姿を眺めていると、やはり同じことを住職や他の職人の方々も感じていたようです。

今回、プロジェクトを通して竹がイメージの背景にあったこともあって、造作建具などに竹を用いています。その流れから階段の踏板と蹴込板は竹の集成材としました。白竹の細い積層材の質感がとてもきれいな表情をみせています。

階段を間仕切るガラスのパーテーションの方立にはスチールの黒皮調仕上と竹の突板によるディテール。いつも0ミリの逃げの気持ちで現場に納めてくれるヤマトデザインさんならではの仕上がりになりそうです。
あまりの精度に照明のピッチが4ミリずれていることが判明・・・。左官の塗り厚を4ミリを考えたか、否かの差でした。
楽しい現場だからこそ、Sさん苦笑い。

ファサードの足場も取れて徐々に全体が見えてきました。
あと少し、時間が足りないと嘆く山川棟梁宜しくお願いします。

吉塚のアトリエ 打合2

 プロジェクトの大まかな方針は決定していたのですが、少し前に概算見積りをした結果、予定予算をかなりオーバーしてしまう可能性があり、その上で今後どの
ように進めていくべきか、また住宅部分とアトリエ/ショールームの関係性のあり方や、今後想定される課題などを、設計側からの意見とオーナー側の意見とい
うものの擦り合わせのような作業を行いました。

年内に基本設計をまとめて、来年早々に通常とは変則となりますが基本設計段階で入札をしてみようと考えています。というのは、通常であれば実施設計まで図面を書き上げて見積り依頼をお願いするのですが、やはりコストの調整で難航してしまう傾向にあること。
また、今回のショールームの親会社がとてもすばらしい技術と歴史をもったアルミ鋳造の会社であり、その技術を今回のプロジェクトの中でも絡めていきたいという考えもあって実施設計の段階から様々な調整を同時に進めて行きたいと考えているからです。

打合せで見えてきた可能性は、オーナーとの意識に同じ目標を感じることができたので、より豊かな気持ちで作業に取り組むことができそうです。

吉塚のアトリエ 地盤調査

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